四街道市Ｓ様邸③ 冠木門のアク洗い・再生塗装
【施工事例】四街道市S様邸・完結編！歴史ある「冠木門」がミヤキの特殊洗浄で劇的再生
こんにちは！ 前回のブログに引き続き、四街道市S様邸の施工事例をご紹介します。
敷地内2棟の外壁塗装・木部塗装を終え、いよいよラストを飾るのは、お家の顔である「冠木門（かぶきもん）」の再生塗装です。
「この門も綺麗になりますか？」 そんなお客様のご期待に応えるべく、今回は塗装職人の腕の見せ所である「木部再生（あく洗い）」を行いました。
■ 施工前：長年の汚れと日焼け
まずは施工前の様子です。
施工前
立派な造りの門ですが、経年による日焼け、雨ジミ、カビなどで木材が黒ずみ、全体的にグレーがかった印象になっていました。
これを単に上からペンキで塗りつぶすのではなく、「汚れを洗い落として、木本来の美しさを取り戻す」のが今回のミッションです。
■ プロが選ぶ「株式会社ミヤキ」の特殊洗浄システム
今回採用したのは、木部洗いのプロフェッショナル御用達、株式会社ミヤキの製品です。
汚れの種類に合わせて薬剤を使い分ける、こだわりの5工程をご紹介します。
① 水拭き・下準備 いきなり洗剤は塗りません。
まずは表面的な汚れを落とし、木材にたっぷりと水を含ませます。
これにより、この後使う洗剤の「塗りムラ」や「垂れジミ」を防ぐという、重要な下準備です。
② 内部の汚れを浮かす（アクロンAB） 次に、「アクロンAB」を使用します。
これは木材の内部に浸透した「アク」や汚れを浮き上がらせる薬剤です。
- ・汚れ具合に合わせて希釈率を調整
- ・垂れジミにならないよう「下から上へ」塗布
- ・木肌を傷めないよう、絶対に強く擦らない といった、繊細な技術が求められます。この段階で既に6～7割の汚れが落ちてきます。
③ シミ・サビ落とし（レブライト） 続いて「レブライト」を塗布します。
アクロンで少し白っぽくなった木材を、本来の「木の色」に戻す効果もあります。
雨ジミや金物のサビ汚れなども、この工程ですっきり除去します。
④ 白さの強調・漂白（ノーベルAB） 仕上げの洗浄は「ノーベルAB」。
残っているカビや日焼け跡を除去し、木材の美しい「白さ」を引き出します。
乾燥すると徐々に漂白されていくため、仕上がりの色（白さ加減）を計算しながら希釈率を変えて調整しました。
⑤ 徹底的な洗い流し 最後に、残留成分が残らないよう念入りに水洗い・水拭きを行い、しっかりと乾燥させます。
■ 仕上げ：美しさを守る「木肌美人」
施工後
洗浄で真っさらになった木材を保護するために、最後は保護材「木肌美人」を塗布して完成です！
塗膜を作るペンキとは違い、木材の呼吸を妨げず、日焼けや汚れから白木を守ってくれます。
■ お客様の反応
施工後の門をご覧になったS様からは、 「想像以上に綺麗になった！」 と、驚きと喜びのお声をいただきました。
諦めかけていた黒ずみが消え、新築当時の明るい木肌が蘇ったことで、お家全体の雰囲気もパッと明るくなりました。
外壁塗装に続き、この冠木門の再生まで任せていただけたこと、そしてご満足いただけたこと、心より嬉しく思います。
四街道市のS様、この度は数ある塗装店の中から丸正塗装にご依頼いただき、本当にありがとうございました！
| お客様 | 四街道市S様邸 |
|---|---|
| 工事内容 | 冠木門アク洗い・保護塗装 |
| 工事期間 | ３日間 |
| 使用した塗料 | アク洗い・汚れ落とし：アクロンAB シミ・サビ抜き：レブライト シミ・サビ抜き：ノーベルAB 保護材：木肌美人 |
※このブログを見て「うちの門も綺麗になる？」と思った方は、ぜひお気軽にご相談ください！
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2025年10月15日
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